衛生工学衛生管理者
衛生工学衛生管理者
衛生工学衛生管理者とは、厚生労働省が認定する国家資格で、厚生労働大臣の定める講習を修了した者に与えられる。講習の受講資格は、大学・高専で工学・理学の課程を修了した者、職業能力開発大学校で長期課程の指導員訓練を修了した者、第一種衛生管理者試験合格者、大学で保健衛生に関する学科を修了した者で労働衛生に関する講座または学科目を修めた者など。講座は東京安全衛生教育センター、大阪安全衛生教育センターで開講されている。講座には4日間コースや5日間コースが設定されており、受講資格要件によってコース内容が変わる。衛生工学衛生管理者は法定設置の基準に基づき、有害なガス、蒸気、粉塵などを発散する作業場で作業環境を評価するほか、施設や作業法の点検、改善、職場の記録の整備などを行う。常時500人を超える労働者を使用する事業場で、坑内労働や多量の高熱物体を取扱う業務および暑熱な場所における業務などに常時30人以上の労働者を従事させている場合には、衛生管理者のうち1名を衛生工学衛生管理者の取得者から選任することが義務づけられおり、有資格者のニーズは高い。